焼きかりんとう 地元の食材とアイデアで、新しいお菓子を創作する
2016/12/06 更新

焼きかりんとう 地元の食材とアイデアで、新しいお菓子を創作する

定年後もチャレンジを続ける、お菓子のプロが語る

地元で大手の菓子メーカーの工場長を務め、数年前から地元の食材を使用したお菓子の開発に取り組んできた、高橋正作さん。定年退職後は「なごみワークセンター」の菓子製造部門を統括し、今回の公募のデザイン募集アイテムのひとつ「焼きかりんとう」の開発にかかわってきました。

常に新しいお菓子作りに取り組み続ける高橋さんに「焼きかりんとう」のルーツや、地元の食材を使ったお菓子にかける情熱などを伺いました。

今年で第4回になる芸術祭ですが、これまで地元の方として様子を見てきて、どのように感じていますか?

高橋:2000年度の第1回大地の芸術祭は、作品もそんなに多くはなく、来訪者の賑わいもあまり感じませんでした。しかし、 2006年の第3回大地の芸術祭ではたくさんの方が訪れましたし、作品もとても充実していたと思います。
これらの作品を見ることにより、自然とクリエイティブな発想が生まれ、頭が柔らかくなると思います。その体験を次なる商品開発のイメージ創出につなげていきたいですね。今年の芸術祭は職員といっしょに、みんなで作品を見て回りたいと思います。

前回の芸術祭では、地元でも大手の「関口製菓」の工場長を努めていらっしゃいましたが、その時のお話を少し聞かせてください。

高橋:前回の芸術祭では、十日町銘菓の「はっか糖」のパッケージデザインに取り組みました。従来の無難なパッケージでは目立たないし、芸術祭の来訪者に向けて斬新なデザインが欲しかったのです。そこで、芸術祭のデザイナーさんと協働して斬新なモチーフを使用したパッケージシールや袋、そして味や形までを相談して仕上げました。
いろいろな包装業者に問い合わせ、デザイナーさんとの協議を重ねて、今までの「はっか糖」のイメージとは異なる新しい商品に生まれ変わらせることができました。

今回、初めて公募という形でお菓子のパッケージデザインを募集しますが、なぜ今回、かりんとうのパッケージデザインを募集することにしたのですか?

高橋:これは今人気商品で、越後湯沢のお土産店でよく売れているそうなんです。
「かりんとう」は2008年の春から試作を重ね、商品化にこぎつけました。今製造している「焼きかりんとう」は地場産(魚沼・十日町産)の大豆から作られたおからを使用しています。
おからを使用することで、かりんとうは香ばしくてヘルシーになります。ただ、おからだけだと固く焼き締まってしまうので、ごまを入れています。ごまを入れることで、歯ごたえが優しくなるんです。

ちなみに、現在のパッケージシールデザインは、私の手作りです。キリンのキャラクターは、かりんとうの細長い形や、ゴマが模様に見えることから思いつきました。

高橋さんは、いつもさまざまなお菓子を研究していらっしゃるとのことですが、その意気込みはどこから来るのでしょうか。

高橋:私は地方のお土産屋を見て回ったり、イベントやお祭りに行くのが好きなのですが、そこで見たものから商品につながるアイデアが生まれます。普段からお菓子作りのことで頭がいっぱいなんです。
それらのアイデアを日々お菓子づくりに活かしています。毎日、試行錯誤です。

高橋さんが、今後取り組みたいことは何ですか。

高橋:地場産のこしひかりを使用した米粉で、菓子、パンなどを製造したいですね。
また、「かりんとう」は積極的に展開したいと思います。この売上げは、当施設(職業訓練所)の利用者の自立支援に繋がります。きちんと利益を出し、次の展開につなげていきたいと思います。

斬新なパッケージデザインが公募されるのが楽しみですね。お忙しいところありがとうございました。

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